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有料老人ホーム見学レポート【千葉県編】

敬老園サンテール千葉を見学してきました

今回見学させていただいたのは、千葉駅から車で20分ほど、千葉市中央区仁戸名町にある有料老人ホーム「敬老園サンテール千葉」。宗教法人阿弥陀寺さんが運営、入居時は「自立」が条件という施設です。

周囲には青葉の森や仁戸名市民の森、大学のキャンパスや幼稚園なども多く、街中にありながら緑豊かで静かな環境。すぐ近隣には国立病院をはじめ大規模な病院も複数あります。

敬老園サンテール千葉外観 敬老園サンテール千葉外観2

ダイニングルームで、できたてのごはんが食べられる

有料老人ホーム、敬老園サンテール千葉に着いたのは、ちょうどお昼の時間を過ぎたあたり。
広いダイニングルームには、三々五々、居住室から集まってきた方々が、思い思いのテーブルで食事をされていました。
ダイニングルームの奥には厨房があって、つくりたての温かいごはんがいただけます。

敬老園サンテール千葉 ダイニングルーム 敬老園サンテール千葉 ダイニングルーム2

好きなタイミングで食事ができるし、自炊も外食もOK

ここでは、昼食をダイニングルームでいただくのも、自炊したり、外食したりするのも事前に申告しておけば自由とのこと。しかも、決まった時刻に一斉にいただくのではなく、一定の時間帯の中であれば、好きなタイミングで食事ができるのです。
自分でごはんをよそっても、スタッフに手伝っていただいてもよいのだそうですが、ほとんどの方が、ご自分で食事を運び片づけをしていました。
入居者同士誘い合って席につかれている方、ご夫婦で座っている方などさまざま。挨拶をし合ったり、雑談をしたり、とても和やかな光景です。
私も、その日のメニューをダイニングルームに続く厨房から受け取り、いただくことに。

敬老園サンテール千葉 ランチメニュー 敬老園サンテール千葉 ダイニングルーム3

この日のランチメニューは、中華。チャーハンや和え物、スープ、デザートにバナナがついていました。食後のお茶は、煎茶・玄米茶・ほうじ茶、温かいお茶、冷たいお茶など、好きな種類が選べます。
ちなみに、メニューも普通食とやわらか食から選ぶこともできるし、普通食メニューでも普通のごはんとやわらかめのごはんを選ぶことができます。

チャーハンもスープも出来立ての熱々です。
老人ホームだから、きっとすごく薄味で味気のないものなのかな…なんて勝手に想像していたのですが、とても美味しく満足のいく量でした。(もちろん、おかわりもOKなんですって)
栄養バランスを考えてつくられているので、サンテールでは、1日に2食は食堂で提供されるお食事を摂ることを推奨しているそうです。
各テーブルには、今後のメニューに反映させるために、ご意見をうかがうアンケートも用意されていましたよ。

敬老園サンテール千葉 食後アンケート 敬老園サンテール千葉 ロビー

食事後、お部屋へ戻られる方もいれば、ロビーで新聞を読んだり、読書をしたり、将棋をさしたり、おしゃべりをしたり…みなさん自由に過ごしていらっしゃいました。

自由に使える娯楽施設、温水プール、美容室、多目的ホール…

昼食をいただいた後、共有の施設や居室を案内していただきました。

1階には、陶芸や絵画などを楽しめるアトリエ、茶室、麻雀室、ビリヤード室などの共有施設が並んでいます。
音楽室と名前の付いた部屋では、何名かがカラオケの練習をしていらっしゃいました。ここでは、いまどきの便利なデジタル入力方式ではなく、自分が歌いたい曲が入ったディスクを選んでカラオケの機器に自分で入れるという、あえて面倒な方法をとっているそう。ボケないための工夫なんですって。

敬老園サンテール千葉 アトリエ 敬老園サンテール千葉 和室

敬老園サンテール千葉 ビリヤード室 敬老園サンテール千葉 美容室

月に何回か美容師さんがやってきて髪を切ったりセットしてくれる美容室も完備。
もちろん、外の床屋さんや美容室に行くのも自由です。
ご家族やお客様が見えたときに泊まれる客室もありました。(もちろん、個々の居室にも泊まれるのですが、人数が多いときなどのお部屋とのこと)

敬老園サンテール千葉 温水プール 敬老園サンテール千葉 温水プール2

驚いたのは、室内に温水プールがあること!!ジャグジーをはじめ大小さまざまなプールがありました。こんなに豪華な設備があるのも、サンテール千葉はもともと国が老人ホームのモデル(お手本)としてつくった施設だからとのことです。

余談ですが…最近の老人ホームは、もともと病院だったり、マンションだったり、他の目的で建てられた施設を再利用しているケースが多いそうですが、このサンテール千葉は、老人ホームとして国が力を注いで建てた施設だから、建物も堅牢、設備も充実しているのだそう。

プールのある室内はとても温かく温度管理がされていて、入る前には、かならず健康チェックをしているとのことなので安心です。外の景色を見ながら、体への負担が少ないスイミングで優雅に体力増進、健康によさそうですね。

敬老園サンテール千葉 フィットネスルーム 敬老園サンテール千葉 多目的ホール

運動できる設備といえば、ウォーキングマシンやサイクルマシンが使えるフィットネスルームもあります。音楽会などが開催できる多目的ホールもあり、舞台照明なども完備されていて本格的。定期的にコンサートなど催し物も行っているそうですよ。
私が伺ったときは、ちょうどピアノとフルートの演奏を楽しまれている方がいらっしゃいましたよ♪

敬老園サンテール千葉 多目的ホールの照明設備 敬老園サンテール千葉 多目的ホール2

サンテール千葉の共用施設は、娯楽やスポーツのためだけではありません。当然、医務室も完備されていて、定期的に検診を行ってくれるそう。至れり尽くせりですね。

居室を拝見!まずはおひとり向けのお部屋から…

次に、個々の居室を見学させていただきました。
居住室は、各部屋の生活音が聞こえないような配慮がされたつくりになっていて、マンションのように、一戸一戸が独立したかたち。プライバシーが保たれています
おひとり用のお部屋と、ご夫婦で入れるお部屋を見せていただきました。

敬老園サンテール千葉 居室廊下 敬老園サンテール千葉 居室玄関

本当にマンションそのもの。廊下がひろくて見晴らしもよく、うかがった日は小雨模様だったのですが、明るいというのが第一印象。
おひとり用の専用の広さは約50m2(ベランダ含む)。ゆったりした広さの玄関を入ると、左手に洗面所や浴室、右手にキッチンがあります。キッチンも狭い印象はなく、しっかりと自炊もできそう。

敬老園サンテール千葉 キッチン  敬老園サンテール千葉 キッチン2 敬老園サンテール千葉 エアコン 敬老園サンテール千葉 洗面所

敬老園サンテール千葉 浴室  敬老園サンテール千葉 トイレ

奥にはベッドが置かれた洋室があり(和室バージョンもあり)、さらにその奥には2面をバルコニーに囲まれた明るいリビングが広がります。とてもコンパクトですが、日当たりが良くて眺望がいいので、とても開放的な印象です。
居室は全体に白を基調に木目のインテリアで明るく落ち着いた雰囲気。収納も多いので、重宝しそうです。

 敬老園サンテール千葉 寝室 敬老園サンテール千葉 リビング

ご夫婦向けの居室は?

次に、ご夫婦向けのお部屋を拝見。
こちらの広さは60m2ちょっと(ベランダ含む)。お二人ならじゅうぶんな広さです。間取りは、おひとり向けのお部屋に、もう一部屋和室が増えて3Kといったところでしょうか。収納やキッチンもゆったり広め。モデルルームでは、別々のお部屋にベッドが置かれていましたが、もちろん同じお部屋にも置けますし、ベッドではなくお布団にされる方もいらっしゃるとのこと。
各部屋からは、フロントにすぐつながる電話が置かれているので、何かあったときに安心です。

敬老園サンテール千葉 寝室(和室) 敬老園サンテール千葉 リビング2

屋上には、始めたばかり…という菜園がありました。物干し場もあって、ここも自由に使えるようになっています。
中庭には手入れの行き届いた花壇やベンチがあり、季節の花々をながめ、風を感じながら日向ぼっこを楽しめそうです。

敬老園サンテール千葉 屋上菜園 敬老園サンテール千葉 中庭

入居は自立が条件。でも、介護&医療サポートは万全!

サンテール千葉は介護付有料老人ホーム。入居は「自立」が条件ですが、途中で介護が必要になっても、終身面倒を看ていただけるのが特徴。
居室のほかにも「介護専用フロア」もあり、専門の職員さんもたくさんいらっしゃいます。
サンテール千葉では、なんとおひとりの居住者に対して、職員さんが1.9人という手厚い人員体制。また、サンテールを囲むように建つJCHO千葉病院や国立千葉東病院、県がんセンターなどと協力病院の提携を結んでいるので、何かあったときもすぐに対処してもらえるので安心です。

敬老園サンテール千葉 職員 敬老園サンテール千葉 ポスト

住人同士のほどよい距離感と自由な雰囲気が魅力

ちなみに、ここサンテール千葉のモットーは「自由」と「自立」とのこと。
ご本人が希望しない限り、介護認定を促さないそうですし、できるだけ自立できるように過干渉にならないように配慮しているのだそう。
この日私がお会いした方々は、自立していらっしゃる方々ばかりでしたが、みなさん、とても自由に、それぞれが心地よい距離感を保って生活していらっしゃるという雰囲気を感じました。

<見学した老人ホーム>