入居者の傾向

より良い人間関係で生活するために

老夫婦のイメージ

会社でも学校でも、地域社会でも人間関係のトラブルというものは発生します。残念なことですが、集団生活を送る介護付有料老人ホームでもそれは変わりません。

有料老人ホームでは、1日3回の食事は食堂で他の入居者と一緒に食べることになりますし、お風呂も一緒です。ささいなトラブルでも、ホームのなかではお互いに逃げ場がありませんので、大きな問題になる可能性もゼロではありません。しかも、高額な入居金を払った手前、他の施設に移ることも簡単にはいきません。

そのため、入居希望者であっても、施設内での人間関係を気にする人は少なくありません。

すでに入居している人達と相性が合わないと、入ってから居心地の悪い思いをしてしまいます。それを防ぐために、いくつかポイントがあります。

入居者全体の雰囲気をチェック

まず、ホームを見学した時や体験入居をした時に、他の入居者の服装や表情を確認したり、色んな人に話しかけてみたり、あるいは施設の人にヒアリングをして、入居者全体の雰囲気がどんなものかを、自分の感性で確かめてみてください。自分の価値観や生活感が近い入居者が多ければ、そうでない場合よりも人間関係トラブルの発生率はぐっと下がるはずです。

男女比率・年齢・介護度をチェック

入居者の男女別人数、平均年齢、介護度別の人数を知るのも大切です。目安としては、「自分の要介護・要支援度と2レベル以上離れている人が半数以下」ならば、安心です。これらは重要事項説明書で確認することができます。

環境や価値観をチェック

元々その土地に住んでいた人が多いかどうかというのも、目安になります。自分も住んでいる土地であれば、よりなじみやすいでしょうし、似たような環境で過ごした時間が長いほど、互いの価値観も似ているからです。

立地で選ばず、受けられるサービスや費用を吟味した結果、気に入ったホームに移りたいのであれば、「入居前はどんな職業に就いていた人が多いのか」を尋ねてみるのもいいでしょう。文化レベル、知的レベルが自分に近いかどうかが、判断の基準になります。

また、現在はインターネット上に口コミサイトも多数ありますので、そういった部分から情報収集するのも大切な手段です。

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