家族と会いやすいか

家族に会いやすい環境こそ豊かな老後生活

老夫婦と孫のイメージ

豊かな老後生活というのは、自分の気に入ったホームに入居して終わり、というものではありません。ホームで暮らしているからといって、自分の家族と離ればなれになってしまったら、それは豊かな老後生活といえるのでしょうか?

当然ながら、入居者にとっても家族にとっても、お互いが会いやすい施設の方が良いに決まっています。

かつて日本では、「老後は静かにのんびり」という理想のため、いわゆる郊外型、リゾート型の人里離れたホームがたくさん造られました。しかしその結果、家族にとっては往復するだけで1日かかるような遠いホームとなってしまい、頻繁に訪れることができなくなってしまったのです。

最近では、都市型の有料老人ホームも多くなり、交通の利便性なども格段に良くなりました。ネット上で公開されているアンケートによると、ひと月の間に家族が面会に行く頻度は、「週に1~2日程度」が最多とのことで、入居者と家族との距離感がほどよく保たれていることがわかります。

アクセスだけでなく生活環境も重要

家族と適度に会えるようにするためには、立地環境の便を調べるのも大切です。最寄駅から施設まで歩いて何分かかるか、シャトルバスなどの運行はあるか。こういった点を重視した方がいいでしょう。

また、施設によっては、入居者の家族や面会者が宿泊することのできるゲストルームを用意しているところもあります。来客の泊まれるスペースがあれば、家族が遠方から会いに来ても安心でしょう。親しい人たちとゆっくりと時間を過ごすこともできます。事前に予約すれば食事も用意してくれるサービスもあるので、そういった点も調べてみましょう。

そして、家族との会いやすさは、入居者の生活利便性にも直結します。駅から近いこと、バスが出ていること、こういった条件は、年齢とともに衰える身体の負担軽減につながります。「老後の拠点はここ!」という意識をもって、周辺環境をチェックしてください。近くにスーパーやコンビニ、商店街、銀行、病院、美容室があるかどうかで、生活の利便性はぐっと上がります。交通量や人通り、街の騒音なども自分の目と耳で確かめるとよいでしょう。

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