HOME » 有料老人ホームの種類と違い » 有料老人ホームの入居条件

有料老人ホームの入居条件

老人ホームに入居したいと思っても、入居条件を満たしていなければ受け入れてもらうことができません。

ここでは、有料老人ホームの基本的な入居条件に付いて確認していきましょう。

一口に有料老人ホームといっても、対象にしているニーズは施設によって様々です。そのため、それぞれの施設で入居条件を設定しています。

気に入った老人ホームでも入居条件が合わなければ入居できないので、まずは自分が入居条件を満たしているかを確認する必要があります。

有料老人ホームの入居条件とは

home

入居条件として定められているのは、年齢、介護度、身元受取人や保証人の有無などが挙げられます。年齢に関しては、60歳以上または65歳以上という条件を設けている施設が多いようです。

また、介護度は大きく自立、要支援、要介護の3段階に分けられます。自立は基本的に介護が必要なく、自分で身の回りの世話ができる状態です。要支援は要介護はどの程度の介護が必要かを表す区分で、要介護認定を受けている人は要支援の人よりも多くの介護サービスが必要になるといえます。

身元受取人や保証人は約8割の施設で必要になる条件で、入居者に何かあったときには身元受取人や保証人に連絡がいきます。

しかし、最近は独居老人が増えているため頼ることができる身内がいないという人も少なくありません。そのような場合は身元受取人や保証人が必要ない施設を選ぶか、あるいは弁護士事務所やNPO法人などに相談してみてください。

なお収入や資産は基本的に入居条件には含まれていませんが、支払い能力がないと発覚した場合には当然ながら退去を命ぜられます。老人ホームに無事入居したものの思った以上にお金がかかるということは少なくないので、金銭面での計画をしっかり立てておくことが大切です。

有料老人ホームの種類による入居条件の違い

■介護付き有料老人ホームの入居条件

老人ホームといったときにたいていの人が思い浮かべるのが介護付き有料老人ホームです。

入居の際の年齢条件が65歳以上となっている施設が多く、60歳から受け入れている施設は少ないようです。

種類としては自立型、介護型、混合型の3種類があり、自立型は自立していること、介護型は要支援または要介護認定を受けていることが条件となります。

また、混合型は自立している人も要支援・要介護認定を受けている人も入居することができます。

■住宅型有料老人ホームの入居条件

住宅型有料老人ホームは60歳以上の比較的元気な人を対象にした有料老人ホームです。

要介護認定を受けていても軽度であれば入居できますが、介護度が高い場合は難しいようです。

■健康型有料老人ホームの入居条件

こちらも元気な人を対象にした有料老人ホームで、年齢条件は60歳以上の施設が多いです。

介護認定を受けていない人から軽い介護が必要な人までを受け入れており、施設によっては伝染病などの疾患がないかどうかを確認するところもあります。

60歳未満でも入居可能なケースも

ほとんどの有料老人ホームでは60歳以上、あるいは65歳以上という入居条件を設けているため、基本的には60歳未満の人は老人ホームに入ることはできません。

しかし、年齢が若くても条件によっては入居が認められることがあります。

■介護が必要な場合

60歳未満でも介護認定を受けていれば入居することができるという施設は多くあります。

ただし有料老人ホームの入居者の平均年齢は85歳だといわれており、年齢の若さから馴染めないことが懸念されます。

若くして有料老人ホームに入居する場合は、その点についても考慮するようにしてください。

■早期リタイアした場合

定年を迎える前に早期リタイアし、有料老人ホームで悠々自適な生活を送りたいという人もいます。

そのような人は、自立度の高い入居者が多い施設をあたってみてください。施設によっては若くて介護が必要ない人でも入居を認めているようです。

しかし、若いと入居費用が高くなる傾向があるので注意してください。

退去が求められる場合

denial

有料老人ホームに入居することができても、その施設でずっと暮らせるわけではありません。入居時には元気でも、介護が必要になったときに退去を求められることもあります。

有料老人ホームを選ぶときには現状のみを考慮するのではなく、将来状態が悪化して介護が必要になった場合のことも考えておく必要があります。

なお自ら退去を選ぶ人も少なくなく、実に半数以上の人が有料老人ホームを退去しています。

退去の理由としては介護度の進行の他に、認知症の進行、医療体制に対する不満、他の入居者とのトラブル、経済的な理由などが挙げられます。

入居条件を満たさないときは相談・交渉を

基本的には有料老人ホームに入るためには定められた入居条件を満たしている必要がありますが、例外が認められることもあります。

入居条件を満たさないけれどもどうしても入りたいときなどは、施設側に問い合わせてみましょう。

わずかに入居条件を満たしていないという状態であれば受け入れてもらえることもあるので、気軽に相談・交渉してみてくださいね。

知っておきたい老人ホームのお金のはなし
有料老人ホーム見学レポート